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つむぐ指圧治療室 相模大野

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体内に二酸化炭素が蓄積した場合に起こるのはどれか

問題

体内に二酸化炭素が蓄積した場合に起こるのはどれか。

  1. 呼吸性アシドーシス
  2. 代謝性アシドーシス
  3. 呼吸性アルカローシス
  4. 代謝性アルカローシス

解答: 1(呼吸性アシドーシス)

解説

  1. 正しい。体内にCO2が蓄積すると、CO2 + H2O → H2CO3 → H+ + HCO3- の反応によりH+濃度が上昇しpHが低下(酸性側に傾く)する。→ 原因が肺でのCO2排出障害であるため「呼吸性」アシドーシスと分類される。呼吸性アシドーシスは、呼吸器疾患などで呼吸が障害されCO2が体内に蓄積した場合に起こる。
  2. 誤り。代謝性アシドーシスは乳酸蓄積やケトン体増加など代謝の異常が原因であり、CO2蓄積が直接の原因ではない。→ 糖尿病性ケトアシドーシスや腎不全が代表例である。
  3. 誤り。呼吸性アルカローシスはCO2蓄積とは逆に、過換気によりCO2が過剰に排出されpHが上昇する状態である。過換気によりCO2が過度に排出された場合に起こる。
  4. 誤り。代謝性アルカローシスは嘔吐によるH+喪失やHCO3-の過剰摂取などが原因であり、CO2蓄積とは関係しない。

ポイント

  • CO2蓄積 → H+増加 → pH低下 → 呼吸性アシドーシス。この因果関係を一本の矢印で結んで覚える。
  • 覚え方のコツ: 「呼吸性=CO2が原因」「代謝性=CO2以外(乳酸・ケトン体など)が原因」と分ける。アシドーシスはpH低下、アルカローシスはpH上昇。
  • 関連知識: クスマウル呼吸は代謝性アシドーシスに対する呼吸性代償(CO2を排出してpHを戻そうとする深い呼吸)である。
  • よくある間違い: 「CO2が溜まる=代謝の問題」と考えて代謝性アシドーシスを選びがち。CO2は呼吸で排出されるガスなので、その蓄積は呼吸性の問題である。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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