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つむぐ指圧治療室 相模大野

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下垂体ホルモンによる分泌調節を受けないのはどれか

問題

下垂体ホルモンによる分泌調節を受けないのはどれか。

  1. グルカゴン
  2. エストロゲン
  3. 糖質コルチコイド
  4. テストステロン

解答: 1(グルカゴン)

解説

  1. 誤り。グルカゴンは膵臓ランゲルハンス島α細胞から分泌され、血糖値の低下が直接的な分泌刺激となる。視床下部-下垂体系の階層的調節は受けず、血糖値や自律神経によって調節される。インスリンと同様に下垂体ホルモンの支配を受けない膵臓ホルモンである。
  1. 正しい。エストロゲンは下垂体前葉のFSH・LH(ゴナドトロピン)により卵巣からの分泌が調節される。HPG軸の一部である。
  1. 正しい。糖質コルチコイド(コルチゾール)は下垂体前葉のACTH(副腎皮質刺激ホルモン)により副腎皮質からの分泌が調節される。HPA軸の一部である。
  1. 正しい。テストステロンは下垂体前葉のLH(黄体形成ホルモン)により精巣のライディッヒ細胞からの分泌が調節される。HPG軸の一部である。

ポイント

膵臓ホルモン(インスリン・グルカゴン)は血糖値により直接調節され、下垂体ホルモンの階層的支配を受けない。

  • 覚え方のコツ: 「下垂体支配を受けないホルモン」の仲間は「膵臓(インスリン・グルカゴン)」「副甲状腺(PTH)」「副腎髄質(カテコールアミン)」「腎臓(レニン・エリスロポエチン)」と覚える。
  • 関連知識: 問題483、492、500と同じテーマの繰り返し出題。下垂体支配を受けるかどうかは頻出テーマであり、確実に区別できるようにする。
  • よくある間違い: グルカゴンは「血糖を上げる」→「成長ホルモンも血糖を上げる」→「下垂体と関係あるのでは」と誤って連想すること。グルカゴンの調節は血糖値であり下垂体ではない。
  • 教科書では「d.ホルモン分泌の調節」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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