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つむぐ指圧治療室 相模大野

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レム睡眠について誤っている記述はどれか

問題

レム睡眠について誤っている記述はどれか。

  1. 眼球が急速に動く。
  2. 脳波が徐波になる。
  3. 自律神経機能が乱れる。
  4. 逆説睡眠とも呼ばれる。

解答: 2(脳波が徐波になる。)

解説

  1. 正しい。レム睡眠の名称はRapid Eye Movement(急速眼球運動)に由来し、睡眠中に眼球が急速に動くことが最大の特徴である。
  1. 誤り。レム睡眠では脳波は低振幅速波を示し、覚醒時に近いパターンとなる。徐波(高振幅徐波=δ波)を示すのはノンレム睡眠(特に深睡眠の段階3・4)である。レム睡眠の脳波が覚醒時に類似していることが「逆説睡眠」と呼ばれる理由でもある。身体は弛緩して眠っているのに、脳は活動的という「逆説的」な状態である。
  1. 正しい。レム睡眠中は自律神経機能が不安定となり、心拍数・血圧・呼吸が不規則に変動する。交感神経活動の亢進時期がある。
  1. 正しい。レム睡眠では身体(骨格筋)は弛緩しているが脳は活動しているため、逆説睡眠(paradoxical sleep)とも呼ばれる。

ポイント

レム睡眠の脳波は「低振幅速波(覚醒様)」であり、「徐波」ではない。徐波が出現するのはノンレム睡眠(深睡眠)である。

  • 覚え方のコツ: 「レム=脳は覚醒に近い(速波)=逆説睡眠」「ノンレム=脳も休息(徐波)」と脳波のパターンで区別する。
  • 関連知識: 問657(レム睡眠の出現回数)でもレム睡眠が出題されている。レム睡眠は約90分周期で一夜に4〜5回出現し、後半ほど持続時間が長くなる。
  • よくある間違い: 「睡眠中だから脳波は徐波」と一律に考えてしまいやすいが、レム睡眠中は脳が活動的であるため速波を示す。徐波を示すのはノンレム睡眠のみである。
  • 教科書では「c.新皮質」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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