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つむぐ指圧治療室 相模大野

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レム睡眠について誤っている記述はどれか

問題

レム睡眠について誤っている記述はどれか。

  1. 急速眼球運動が起こる。
  2. 夢を見ていることが多い。
  3. 呼吸が乱れることが多い。
  4. 睡眠時間の約75%を占める。

解答: 4(睡眠時間の約75%を占める。)

解説

  1. 正しい。レム睡眠(Rapid Eye Movement sleep)の名称通り、眼球が急速に動く現象が起こる。
  1. 正しい。レム睡眠中に覚醒させると約80%の人が鮮明な夢を見ていたと報告する。ノンレム睡眠中にも夢は見るが頻度は低い。
  1. 正しい。レム睡眠中は自律神経活動が不安定となり、呼吸や心拍のリズムが乱れやすくなる。血圧変動も起こりやすい。
  1. 誤り。レム睡眠は全睡眠時間の約20〜25%を占めるのであり、約75%ではない。約75%を占めるのはノンレム睡眠である。レム睡眠は約90分周期で出現し、一晩に4〜5回繰り返される。睡眠の後半になるほどレム睡眠の持続時間が長くなる傾向がある。レム睡眠中は低振幅速波の脳波、急速眼球運動、骨格筋の弛緩(筋緊張の消失)、自律神経活動の不安定化が特徴である。

ポイント

レム睡眠は全睡眠時間の約20〜25%(約75%はノンレム睡眠)であり、割合を逆に覚えないよう注意する。

  • 覚え方のコツ: レム睡眠の特徴を「レム=REM=Rapid Eye Movement」から「急速眼球運動・夢・筋弛緩・自律神経不安定・低振幅速波」の5点セットで覚える。割合は「レムは少ない(約25%)」と覚える。
  • 関連知識: 新生児ではレム睡眠が全睡眠の約50%を占め、加齢とともにその割合は減少する。レム睡眠行動障害(RBD)は骨格筋弛緩が不十分で夢の内容通りに体が動いてしまう疾患で、パーキンソン病の前駆症状となることがある。
  • よくある間違い: レム睡眠とノンレム睡眠の割合を逆に覚えてしまうケースが多い。「ノンレムが主体(約75%)、レムは約25%」と正確に覚える。
  • 教科書では「c.新皮質」の範囲に該当する。
特徴 レム睡眠 ノンレム睡眠
全睡眠に占める割合 約20〜25% 約75〜80%
脳波 低振幅速波 徐波(δ波・θ波)
眼球運動 急速眼球運動あり なし
骨格筋 弛緩(筋緊張消失) ある程度維持
鮮明な夢が多い 少ない
自律神経 不安定 安定

表: レム睡眠とノンレム睡眠の比較

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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