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つむぐ指圧治療室 相模大野

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マルターゼを含むのはどれか

問題

マルターゼを含むのはどれか。

  1. 唾 液
  2. 胃 液
  3. 膵 液
  4. 腸 液

解答: 4(腸 液)

解説

  1. 誤り。唾液に含まれる消化酵素はアミラーゼ(プチアリン)であり、デンプンをマルトースに分解する。マルターゼは含まれない。
  1. 誤り。胃液に含まれる消化酵素はペプシン(ペプシノゲンの活性型)であり、タンパク質を分解する。マルターゼは含まれない。
  1. 誤り。膵液にはアミラーゼ・トリプシン・キモトリプシン・リパーゼ・ヌクレアーゼが含まれるが、マルターゼは含まれない。
  1. 正しい。マルターゼは小腸上皮細胞の刷子縁膜に存在する膜消化酵素であり、腸液に分類される。マルトース(麦芽糖)をグルコース2分子に分解する最終段階の糖質消化を担う。小腸上皮細胞のマルターゼ、スクラーゼ、ラクターゼ。これらは膜消化酵素として膵液の消化作用を補い消化を完成させる。同じく刷子縁膜にはスクラーゼ、ラクターゼ、アミノペプチダーゼ、エンテロキナーゼも存在する。

ポイント

  • マルターゼ・スクラーゼ・ラクターゼは小腸上皮細胞の刷子縁膜に存在し、二糖類を単糖類に分解する最終消化を担う
  • 覚え方のコツ: 「マ・ス・ラ(マルターゼ・スクラーゼ・ラクターゼ)は小腸の膜酵素」→二糖類の最終消化は小腸で完成すると覚える
  • 関連知識: アミラーゼ(唾液・膵液)がデンプンをマルトースにし、マルターゼ(小腸)がマルトースをグルコースにするという連続した消化経路を理解する
  • よくある間違い: アミラーゼとマルターゼを混同しやすい。アミラーゼは唾液と膵液、マルターゼは小腸のみに存在する
表: 糖質の消化過程
消化段階 酵素 存在部位 基質→生成物
第1段階 アミラーゼ 唾液・膵液 デンプン→マルトース
第2段階 マルターゼ 小腸上皮(刷子縁膜) マルトース→グルコース×2
第2段階 スクラーゼ 小腸上皮(刷子縁膜) スクロース→グルコース+フルクトース
第2段階 ラクターゼ 小腸上皮(刷子縁膜) ラクトース→グルコース+ガラクトース

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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