MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

ホルモンとその作用と組合せで誤っているのはどれか

問題

ホルモンとその作用と組合せで誤っているのはどれか。

  1. 成長ホルモン ― 軟骨形成促進
  2. プロラクテン ― 乳汁産生促進
  3. カルシトニン ― 血漿カルシウム濃度上昇
  4. エリスロポイエチン ― 赤血球生成促進

解答: 3(カルシトニン ― 血漿カルシウム濃度上昇)

解説

  1. 正しい。成長ホルモン(GH)は下垂体前葉から分泌され、肝臓でのIGF-1産生を介して骨端軟骨の増殖を促進し、長管骨の成長を促す。正しい組合せである。
  1. 正しい。プロラクチン(PRL)は下垂体前葉から分泌され、乳腺の発達と乳汁の産生を促進する。正しい組合せである。
  1. 誤り。カルシトニンは甲状腺のC細胞(傍濾胞細胞)から分泌されるが、その作用は血漿カルシウム濃度の「上昇」ではなく「低下」である。破骨細胞の活動を抑制して骨吸収を抑え、骨へのカルシウム沈着を促進することで血中Ca濃度を低下させる。血漿Ca濃度を上昇させるのはパラソルモン(PTH、副甲状腺ホルモン)であり、カルシトニンとPTHは拮抗的に血中Ca濃度を調節する。
  1. 正しい。エリスロポエチン(EPO)は主に腎臓から分泌され、骨髄の赤芽球系前駆細胞に作用して赤血球の産生を促進する。低酸素状態が分泌刺激となる。正しい組合せである。

ポイント

カルシトニンは血中Ca濃度を「低下」させるホルモンであり、「上昇」させるパラソルモン(PTH)と混同してはならない。

  • 覚え方のコツ: 「カルシトニン=カルシウムを沈(chin)める=Ca↓」「パラソルモン=パラソル(傘)でCaを上(↑)げる=Ca↑」と覚える。
  • 関連知識: カルシトニンは甲状腺C細胞由来であるが、甲状腺ホルモン(T3/T4)とは全く異なる機能を持つ。甲状腺髄様癌はC細胞由来の腫瘍であり、カルシトニンが腫瘍マーカーとなる。
  • よくある間違い: カルシトニンとパラソルモンの作用方向の混同が最も多い。両者は拮抗関係であることを必ず確認する。
  • 教科書では「d.ホルモン分泌の調節」の範囲に該当する。
ホルモン 分泌部位 血中Ca濃度への作用
パラソルモン(PTH) 副甲状腺 上昇↑
カルシトニン 甲状腺C細胞 低下↓

表: カルシウム調節ホルモンの比較

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次