問題
ビタミンの欠乏で正しい組合せはどれか。
- ビタミンA – 脚気
- ビタミンC – 夜盲症
- ビタミンD – くる病
- ビタミンK – 発育不良
解答: 1(ビタミンA – 脚気)
解説
- 元データ上の正答。ただし医学的には、ビタミンA欠乏は夜盲症を引き起こし、脚気はビタミンB1欠乏によるものである。ビタミンAは網膜のロドプシン合成に必要であり、欠乏すると暗順応が障害され夜盲症となる。この選択肢の組合せは医学的には誤りである点に注意が必要である。
- 誤り。ビタミンC欠乏は壊血病を引き起こす。夜盲症はビタミンA欠乏で生じる。
- 誤り(元データ上)。医学的にはビタミンD欠乏はくる病(小児)・骨軟化症(成人)を引き起こすため、この組合せ自体は正しい。
- 誤り。ビタミンK欠乏は血液凝固障害による出血傾向を引き起こす。発育不良の主因ではない。
ポイント
- 本問は元データに従い正答が1であるが、医学的にはビタミンD-くる病(選択肢3)が正しい組合せである。試験対策上は出題元の正答を確認すること。
- 覚え方のコツ: 脂溶性ビタミン欠乏症は「Aは夜(夜盲症)、Dは骨(くる病)、Eは酸化(抗酸化障害)、Kは血(出血傾向)」と覚える。
- 関連知識: 水溶性ビタミンの欠乏症として、B1→脚気、B2→口角炎・皮膚炎、ナイアシン→ペラグラ、B12・葉酸→貧血、C→壊血病も頻出である。
| ビタミン | 分類 | 欠乏症 |
|---|---|---|
| A | 脂溶性 | 夜盲症 |
| D | 脂溶性 | くる病・骨軟化症 |
| E | 脂溶性 | 溶血性貧血(抗酸化障害) |
| K | 脂溶性 | 出血傾向(血液凝固障害) |
| B1 | 水溶性 | 脚気 |
| B2 | 水溶性 | 皮膚炎・口角炎 |
| ナイアシン | 水溶性 | ペラグラ |
| B12・葉酸 | 水溶性 | 貧血(巨赤芽球性貧血) |
| C | 水溶性 | 壊血病 |
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