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つむぐ指圧治療室 相模大野

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ステロイドホルモンはどれか

問題

ステロイドホルモンはどれか。

  1. インスリン
  2. コルチゾール
  3. 甲状腺ホルモン
  4. 性腺刺激ホルモン

解答: 2(コルチゾール)

解説

  1. 誤り。インスリンは膵臓β細胞から分泌されるペプチドホルモン(51個のアミノ酸)である。水溶性であり、細胞膜上のチロシンキナーゼ型受容体に結合して作用する。
  1. 正しい。コルチゾールは副腎皮質束状帯から分泌されるステロイドホルモンであり、コレステロールを前駆体として合成される。脂溶性であるため細胞膜を通過して細胞内に入り、細胞質内の受容体と結合した後に核内へ移行して遺伝子転写を調節する。ステロイドホルモンには副腎皮質ホルモン(コルチゾール、アルドステロン)と性ホルモン(テストステロン、エストロゲン、プロゲステロン)が含まれる。
  1. 誤り。甲状腺ホルモン(T3/T4)はアミノ酸(チロシン)誘導体であり、ステロイドホルモンではない。ただし脂溶性で核内受容体に結合して作用する点はステロイドホルモンと共通する。
  1. 誤り。性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン:FSH/LH)は下垂体前葉から分泌される糖タンパク質ホルモンであり、ペプチドホルモンに分類される。

ポイント

ステロイドホルモンは全てコレステロールから合成される脂溶性ホルモンであり、副腎皮質ホルモンと性ホルモンが含まれる。

  • 覚え方のコツ: ステロイドホルモンは「副腎皮質+性腺」の2か所から出るものと覚える。「ステロイド=コレステロール由来=脂溶性=核内受容体」のセットで記憶する。
  • 関連知識: 甲状腺ホルモンはアミン型であるがステロイドと同様に核内受容体に結合して遺伝子転写を調節する。「核内受容体に結合=ステロイド」とは限らない点に注意する。
  • よくある間違い: 甲状腺ホルモンを脂溶性だからステロイドと誤解すること。甲状腺ホルモンはチロシン由来のアミン型ホルモンであり、ステロイド骨格を持たない。
  • 教科書では「c.ホルモンの作用機序」の範囲に該当する。
分類 原料 性質 受容体 代表例
ステロイドホルモン コレステロール 脂溶性 細胞内(核内) コルチゾール、アルドステロン、テストステロン、エストロゲン
ペプチドホルモン アミノ酸 水溶性 細胞膜上 インスリン、GH、FSH/LH、ADH
アミン型ホルモン チロシン 様々 膜上/核内 カテコールアミン(膜上)、T3/T4(核内)

表: ホルモンの化学的分類

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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